日野市で整体院として身体だけでなく心も軽くなる施術をご提供しております

「パニック障害」になった２０代  

それは突然起きました。
深夜、残業が終わってタクシーに乗ってしばらく走ると、経験したこともない動悸と息苦しさでパニック状態になり、慌ててタクシーを降りました。  
その当時は連日深夜まで仕事に追われて、ストレスの感覚すら薄れていました。 数か月前から不眠症状が起きていましたが、仕事を休むわけにもいかないと、気力で日々を乗り越えていました。
 
　それからの５年はパニック発作との戦いでした。
当時は心療内科もなく「パニック障害」の名も知らず、ネット情報もなく、どこに相談したらいいのかわかりませんでした。狭い空間にいると激しい動悸が始まります。明らかに、心の状態はバランスを崩していたので、身体と心、どちらの問題なのか、どこに相談したらいいか、見当もつかず途方に暮れました。
友人に紹介された有名な気功治療を受けに静岡県まで行ったこともありました。

それからは、ひと駅電車に乗っては降りるなど、ささやかな「成功体験」をコツコツ積み重ねていくことで、５年後には通勤電車にも乗れるようになりました。
手に汗握りながらバッグに飴を忍ばせていた頃の自分を今も覚えています。
 
あの時代、仕事に追われてばかりの、かなり異常な日常でした。
自分の周りの人もみんな同じ状況だったし、仕事にのめりこみ過ぎて、ストレスも疲れもほとんど感じないような状態になっていました。
私の心身は、不眠症を発症したあたりから、限界のサインを出していたにも関わらず、仕事の高揚感がそれを覆い隠していました。その結果でした。

「頭痛」に悩まされた３０代  

この時代は頭痛がひどく、３日を開けずに鎮痛剤を飲んでいました。
「もしやどこか切れているのでは．．．」と、脳外科で検査を受けたり整骨院に行ったりしましたが、診断結果は「緊張性の頭痛」「ストレートネック」で、鎮痛剤の処方やハリ治療等いろいろありましたが、改善しませんでした。

  そして藁にもすがる気持ちで訪れたのが、初めての整体でした。
原因は「首」が曲がっていたことでした。確かに当時の私はデスクトップが机の左側にあり、一日１０時間近くも左側を向いていたのです！ 原因が分かった時の「もう大丈夫かも」と安堵した気持ちは忘れません。

  それから１か月も経たないうちに、１０年以上苦しんだ頭痛は消えました。
あのまま鎮痛剤を飲み続けていたら身体はどうなっていただろうと、考える時があります。

  自分の身体に起きたこれらの症状は「心と身体のバランス」や「健康の大切さ」について考える機会となり、転職を一大決意、心理と整体の猛勉強が始まりました。

この体験が「水の音」の原点です。  

「心と身体の両面から相談できる場所」
「痛みを根本から改善する場所」
そして「いつでも頼れる気持ちの置きどころ」。

…苦しんでいたあの頃の自分がずっと探していた場所です。
同じような苦しさや痛みを抱えているあなたに来てほしいと願っています。

  「水の音」の由来は、さらさらと流れる川の水のように、 心と身体のめぐりが滞ることなく流れるようにと、思いを込めました。