「夏の頭痛」～エアコンの冷気が長時間首にあたると、頭痛を引き起こす！？～ | 日野市で整体院として培った経験を基に様々な情報を発信しております

関東は梅雨の真っただ中です。

雨の日はもちろん、梅雨の晴れ間のもわ～っとした暑さ.....エアコンなしでは過ごせない毎日ですね。

自宅で過ごしているときは、体感に合わせて温度調節ができたり、動いたりするので身体への影響はさほどないのですが、問題なのは職場環境のエアコンです。

そこで今回は、「夏の頭痛」と「エアコン」のお話です。

皆さんがよく座る位置。そこから見てエアコンはどのあたりに設置されているでしょうか。

比較的離れているなら問題なしです。

でも、もしもエアコンの下や前、冷風が直接首に当たりやすい場所に長時間いるとしたら、そこはもっとも頭痛を起こしやすい場所なのです。

夏服は首が露出しているデザインがほとんどです。

そこに、冷風を長時間直接当て続けたらどんなことが起きるでしょう。

私たちの身体は首から肩にかけて、いくつかの筋肉があります。たとえば、みなさんも耳にしたことがある、肩こりにも影響する「僧帽筋」、首の横から鎖骨まで伸びている「胸鎖乳突筋」、後頭骨、首上部に位置する「後頭下筋群」などです。そして、これらの筋肉を取り巻くように、脳へつながる神経もたくさん伸びています。

首周りにエアコンの冷たい風を受け続けると、これらの筋肉は冷えて緊張し、硬くなってしまいます。筋肉が硬くなると脳への血流も滞り、頭痛が起きてしまうのです。

「この頃、肩が張るな」「首が硬いな」と思える方、それは「夏頭痛」の前触れです！

この先もまだまだエアコンが必要な日々が続きます。

もしも長時間エアコンの風が当たる環境にいる方は....

🔶ショールなどをかけて首や肩回りに直接風が当たらない工夫をする

🔶夜はぬるめのお風呂にゆっくり使って筋肉をほぐしてあげるのがベスト。「それは暑くてちょっと...」という方はせめてシャワーを首から肩に長めにかけてあげる。

もしも、首や肩の張りや硬さ、頭痛がなかなか抜けないときは、ぜひお越しください。

筋肉は全身でつながっています。首や肩の緊張した筋肉が背中や腰まで影響している可能性もあります。

施術では頭の先から足の先までの筋肉の状態を確認して、バランスよく緩め、血行を戻してます。

部分的な筋肉の緊張をほぐして全身の血行をよくし、夏バテ知らずの季節を送りましょう！