「かかとの不調」～身体の痛みの原因は「かかと」かも！？～ | 日野市で整体院として培った経験を基に様々な情報を発信しております

当院の検査で必ず行うのは「かかと」です。

皆さまが整体院を訪れる理由「歪み」「不調」「ハリや痛み」「姿勢の崩れ」などのほとんどに、かかとの状態が影響しているからです。

むしろ、不調の方でかかとの状態がよい方はほとんどいないほどです。

かかとを含む足の裏の状態は、体調を大きく左右します(足の裏の状態とは、かかとの歪みをはじめ、3つのアーチ、体重が足裏のどこに乗っているか、ねじれ、などです)。なぜなら、そこに問題があれば真っ直ぐに立てないからです。

かかとの状態が悪いと言われても、ピンとこないかもしれませんね。

私が常に確認しているのは、内側に傾いている内旋、内屈。外側に傾いている外旋。かかとが前にずれている前方。後ろにずれている後方。ハイヒールを履いている時のようにアキレス腱が縮んでいる底屈などです。

これらの状態では、正しい姿勢で真っ直ぐに立つことができず身体は常に不安定です。

かかとの状態が悪いと、どのような不調が起きるかというと…

腰痛、骨盤や背骨の痛み、ふくらはぎの疲れ、足がつる、股関節の歪み、背中のハリ、肩甲骨周辺の痛み、顔面骨(お顔の骨格)の変位、肩こり、首の痛みなどなど、挙げたらキリがありません。

また、かかとの歪みによって真っ直ぐに立てない状態が続くと、足裏のトラブルにも発展します。

例えば、外反母趾、浮き指、足裏のタコ、足指の変形、足裏の痛みなどが代表例です。

かかとの歪みは徐々に進むため、自分では気づきません。また、よほど悪化しない限りかかと自体に痛みは感じません。

かかとの歪みが原因で身体のどこかに不調が起きた場合、治療を受けてもじきに症状が再発するのは「かかとが歪んだままだから」という事が意外と多いのです。

もしも、何回通院しても改善しない症状がありましたら、その原因は「かかと」にあるかもしれません。