「打ち身」～指を痛めたら、首、肩、手足に異変が起き始めた！？～ | 日野市で整体院として培った経験を基に様々な情報を発信しております

「身体はつながっている～指編～」

今回は、前回の「顎編」に続いて「指編」をおとどけします。

皆さんは、手や足をぶつけて痛い思いをしたこと、ありませんか？。

そんな時はひとまず痛むところに湿布をして、治まるのを待ちすよね。

けれど！

身体の内部では、予想外のことが起き始めていることをご存じでしょうか。

身体は、すべての部位が独立しているわけではなく、すべてがどこかとつながっています。

「相関」「連動」といった言い方もされ、特に大きく影響を与え合っているところがあるのです。

ここからはまた、私の経験談です。

🔶指を打ったら、身体のあちこちに不調が起き始めた⁉

ある日、７㎏のダンベルをうっかり左手の薬指に落としてしまいました。その時は、かなり痛かったのですが、湿布をして少し安静にしていれば治るだろうとタカをくくっていました。

ところが。

何日たっても一向に痛みは治まらず指の関節も心なしか腫れているように思えます。

指を痛めて１週間後、定期的に通っている整体セミナーで、講師の先生に相談してみました。

すると…「ああ、完全にねじれてるね」

とのこと。「痛めて１週間も経って痛みが治まらないのは、必ずどこかおかしなことになってるからですよ」

そこから自分なりに指のねじれを見つけて調整。少し痛みが引いてきて、やれやれ、と思っていたのです。

ところが、問題はここからでした。

痛めた側の左腕に、力が入らないような、重だるい症状が現れ始めました。そこからだんだん同じ側の首から肩にかけてのハリへ。

次の異変は脚でした。

左側の外ももに痛だるい感覚が始まり、さらに同側のひざ裏の違和感が始まりました。

そして最後は右側のお尻の下。足の付け根の違和感と痛みが始まりました。

これらの違和感や痛みは、指と影響を与え合っているところが歪みだしたのだろうと察しました。

けれどこれは、個々を応急処置しても、あまり意味がないと思えたので、とにかく身体じゅうの不調のタネ「薬指の打ち身」を治すことにしました。

あまり動かさないようにテーピングして、打った衝撃でねじれた関節を丁寧にゆっくり戻していきました。

徐々に痛みと腫れが治まってきたときに何が起きたか...。

なんと、異変が起きた身体じゅうの部分が波が引くように治まってきたのです。

もしも、身体のあちこちに、違和感や痛みが生じた時。

ちょっと思い返してみてください。

身体のどこかを痛めませんでしたか？

ご来院の際、もしも最近けがや打ち身があったら、ぜひお知らせください。

連動している箇所に、きっと不調が起きているはずです。