「呼吸と冷え症」～呼吸が浅いと、温めても身体の芯は冷えたまま！？～ | 日野市で整体院として培った経験を基に様々な情報を発信しております

寒い日は、つい肩をすぼめたり猫背になってしまいますね。

「冬になると肩こりがひどくて...」とおっしゃる方も多い季節です。

暑いコートを着て温かくしているのに、身体の芯が冷えて何を着ても温かくならないという方も多いのではないでしょうか。

...ということで、今回は冷え症と呼吸のお話です。どんな関係？と思われる方も多いと思いますが、実は今のその呼吸が身体を冷やす原因になっているとしたら！？

寒さで縮こまった身体に何が起きているかというと「身体が閉じて呼吸が浅くなっている」のです。

「呼吸が浅い」とはつまり短い呼吸をたくさんしている状態です。すると体内では酸素と二酸化炭素のガス交換の効率が下がり、代謝や血流が下がってしまいます。

そして呼吸は、自律神経と深い関わりがあります。

深い呼吸＝長くゆっくりな呼吸は副交感神経につながります。心拍数が低下したり、血管の拡張が起きて血流がよくなり冷え症の改善や肩こり改善になります。

ところが浅い呼吸＝短く早い呼吸は交感神経につながります。心拍数が上昇したり血管が収縮するために、肩こりや冷え症の原因になってしまいます。

つまり、いくら温かい服で外気から身を守っても、呼吸が浅いと血行が悪くなって身体はちっとも温まらないのです。

当院で検査をすると、呼吸が浅くなっている姿勢は分かります。

そして、「いちど深呼吸をしてください」というと

「あれ？どうやるんだったっけ....?」という方も意外と多いのです。

呼吸は無意識に行われているので、ほとんどの方はそこに意識が向かないのです。

近ごろは「マインドフルネス」が話題に上るようになり、呼吸の大切さに目を向ける人も少しづつ増えてきました。

呼吸が浅いな、と感じている方。

冷え症を根本から改善したいな、と思っている方。

ぜひ一度お越しください。

固まってしまった身体を施術で緩めたら、

子どもの頃を思い出して

ゆ～っくり深呼吸をやってみましょう。

身体の芯がじわ～っと温まってくることを実感できます。