「こむら返り」～エアコンの冷えでも、足がつる！？～ | 日野市で整体院として培った経験を基に様々な情報を発信しております

「こむら返り」の「こむら」は「ふくらはぎ」を指します。

夜中に眠っていたら、いきなりピキーン！と来る激しい痛みで飛び起きた...。一度はこんな経験をした方も多いのではないでしょうか。

こむら返りはふくらはぎだけに限らず、足の裏、指先、太ももに起きることもあります。

特に運動中や就寝中に起きることが多いと言われていますが、なかには同じ姿勢をしていた後、姿勢を変えたとたんに足がつった！ということも。

なぜいきなり足がつるのか...。

それは「ふくらはぎの筋肉が異常に収縮、そのままゆるまず、けいれんを起こしてしまう」からです。

たとえば激しい運動をした場合。筋肉疲労⇒筋肉が凝り固まり、血流が滞る⇒そのまま就寝⇒夜中にこむら返りを起こします。

また、この季節に多いのがエアコンによる足の冷えです。

今の時代、エアコンなしでは寝付けません。そこで意外と無防備なのが、足です。おなかには夏掛けをかけても、足は素足のままエアコンの冷気を直接受けるために、足の筋肉は冷えきって硬直してしまいます。

つまりこむら返りは「筋力の硬直＝ふくらはぎの筋肉をよくほぐす」「血行不良＝身体（とくに足）を冷やさず血行をよくする」ことが何よりの予防になります。

当院で「このごろよく足がつるんです」というお悩みを耳にします。

日常生活のお話をうかがうと、特に運動はしていない。エアコンは好きじゃないので、夜はかけていない。という方もいらっしゃいます。

では原因は、と検査をするとほとんどの方がふくらはぎの筋肉が歪み、硬く張っています。

さらに検査を進めると、「股関節」「膝関節」「足首」「足の甲」がゆがみやねじれを起こしています。この状態が慢性的に筋肉を緊張させ、血流を悪くしていた原因です。

それぞれの関節の歪みを戻して血流をよくすると、次に来院されたほとんどの方が「あれから足がつりません」と喜んでくださいます。

また、こむら返りは自律神経にも関連しています。交感神経は筋肉を収縮する働きがありますので、身体がリラックスできずにバランスが乱れてしまいます。

当院の施術は全身の歪みを戻すので自律神経のバランスも整い、身体がリラックスしている状態を体感できます。

こむら返りを何度か経験している方は、足の関節の歪みやねじれが原因の場合もあります。ぜひ一度ご相談ください。