「背中のハリ」～「よい姿勢」が背中の痛みの原因に！？～ | 日野市で整体院として培った経験を基に様々な情報を発信しております

背中のハリでお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。

初めてご来院の患者様のなかには「定期的にマッサージに通っていて、楽にはなるけど、2~3日しか持たない」とおっしゃる方もいます。

検査をすると多くの方が、肩甲骨から腰あたりまでの範囲に一枚の

板が入っているようにガチガチに固まっています。S字と言われる脊椎のアーチも崩れています。

もう一つの特徴は、ほとんどの方が「よい姿勢」を心がけている点です。皆さんは「よい姿勢をしてください」というと、どんな姿勢になりますか？

せい伸びをするように真っすぐに立ち、肩甲骨を寄せて、胸を張ってピーン!と背筋を反らせませんか？

背中のハリや痛みの原因の多くは、ここにあると私は考えています。

この「よい姿勢」を常に意識していると...

肩甲骨は固まり、反り腰の姿勢が完成します。これが長年続いていくと肩こり、首のハリ、頭痛、腰痛へと発展していきます。

背中のハリを改善するには、胸を張らない、背筋を伸ばしすぎない。というのが一番です。

また、背中のハリでお悩みの方には、

咬筋（顎の筋肉）のハリ、かかとの歪み、頚椎（首の骨）のズレも見られ、呼吸をしていただくと、大きく息は吸えるけれど吐きづらい、という状態が見られます。

他にも、普段から大きめの靴を履いていると、靴の中で指先が滑らないように突っ張るために背中が張ってしまう、という事もあります。

当院の施術では、背中のハリを改善するために肩甲骨を自由にすることを目指しています。肩甲骨がブロックされて動かなければ背中の筋肉は固まったままだからです。

そして、背中と同じように固まり、張っている個所を見つけます。例えばふくらはぎ、かかと、首の状態....身体は全部どこかと繋がっているので、どこかにハリが残っていると背中は完全にゆるまず、そこから再びハリが再発してしまうからです。

背中が張り続ける「よい姿勢神話」はもうやめて、「身体が自由になれる姿勢」に切り替えませんか？