「足首が硬い」~そろり そろり....すり足歩きは、冷え症のはじまりです~

query_builder 2022/08/13
足・股関節その他身体のお悩み
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足首が硬い方がたくさんいらっしゃいます。


足首が硬い状態は、同時にアキレス腱の収縮(伸びない状態)が起きています。さらに検査を続けると、ふくらはぎの筋肉が張っていたり、踵のゆがみも確認できます。検査をしていると、ふくらはぎからアキレス腱、踵のラインが硬く緊張しているようなハリや硬さを感じます...。


今回は、近ごろ年齢に関係なく増えている「足首が硬い」お話です。


座った状態で足首をグルグル回せますか?


足首が硬い方に少し歩いていただくと、ほとんどの方は足首が動いていません。

そして踵から地面につかないので、歩き方は二つのパターンに分かれます。

ひとつは、そろりそろりと、和装の時の歩き方のようにすり足で歩く。

もうひとつは、ぺたんぺたんと足の裏全体で地面につく。


皆さんに、本来の「踵から地面につく」歩き方をお願いすると...

「あれ?できない」「難しいです」という答えが返ります。

歩行時に足首が動かなければ、足首はますます動かなくなっていくという、悪循環です。


歩くという動作は、足全体の血行を促します。

ところが不自然な歩き方では、たとえば健康のためにウォーキングをしていてもふくらはぎが必要以上に疲労したり、腰を痛めたりと逆効果に。さらに足首が動かないせいで血行が悪くなり、冷え性の原因にもなります。

 また、歩行時に脚が上がらないために小さな段差でもつまづきやすくなります。


この話は足首だけにとどまりません。


脚には3つの関節があります。

「股関節」「膝関節」「足首」です。

足首が硬い状態で歩くと、膝はよく曲がりません。膝が曲がらないと股関節も自由に動きません。

という事は、大腰筋、腸骨筋、大腿四頭筋、腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)など脚を動かすための大切な筋肉が鍛えられず、よく歩いているのも関わらず徐々に衰えてしまうのです。


では、「今日から足首をよく動かして歩きましょう」と言われても、それは難しい話です。

足首が自由に動くようにするために、まずは踵の歪み調整、アキレス腱を伸ばす、ふくらはぎのハリを緩める、などの調整が必要です。


脚全体の歪みを整え、柔らかくなったところで、いよいよ踵からつく歩き方のスタートです!


すり足歩きに慣れていると、最初はかかとからつく歩き方が難しく感じるかもしれません。

けれど、毎日少しづつ、意識していってください。


一歩が今までよりも大きく、そして軽快に、疲れずに歩けることを、必ず実感できます!






 





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